年上彼女と年下俺様
音声はナシで撮るんだ。



流石に会話は聞かれたくないしね。



シャワーの音が聞こえてからしばらくして、こっそりバスルームに潜入。



お湯が止まる音が聞こえてカメラを回した。



「うわっ!!何でだよ!!」

「日常の響でしょ~。」



濡れた髪の響が若干ビックリしながら照れてる。



カワイイ…。



髪を拭く仕種もカッコイイんだよぉ…。



「ぷっ!!」

「イイとこなんだから笑うな~!!せっかくかっこよかったのに!!」

「国民に風呂上がりなんて見せちゃってイイわけ?」

「あぁ!!妬ける!!あたしだけの響…。」

「バーカ。」



カメラを持つあたしに近付いた響はカメラを下げてあたしにキスした。



うぅ~…。



このカッコイイ人は本当にあたしの旦那なの?



「里佳チャンも浴びて来たら?俺もう限界近いんだけど。」

「まだ超明るいんだけど?」

「気にする程じゃないと思うんだけど?カメラ没収~。」



仕方なくシャワーを浴びた。



< 831 / 944 >

この作品をシェア

pagetop