年上彼女と年下俺様
でも響じゃなきゃ甘えられないのは確かかな?



そう言う響だってあたしじゃなきゃ甘えナイくせに…。



「顔赤いけど酔った?」

「ん~ちょっと酔った。」

「じゃ、戻って寝るか。」



移動時間とかテンション上げたせいで疲れたのかな…。



あたしだけ飲んだお酒で身体がフワフワした。



部屋に戻ってまたシャワー。



「里佳チャン寝よ?」

「ギューしてね?」

「ん、おいで?」



幸しぇ~…。



あたしってきっと羨ましがられてるんだろうな。



響独り占め…。



「んふふ~。」

「何気持ちわりぃ笑い方してんだよ。」

「だって幸せなんだもん!!響大好き!!」

「俺も里佳チャン大好き。」

「響の匂い~…。」



そのまま響の腕の温もりと、あたしの頭を撫でる優しい手に目を閉じた。



極上の幸せ…。



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