年上彼女と年下俺様

今日からここがあたしのお家…。



そう思いながら部屋を見渡すと隅っこで小さくなってるパパさん発見。



「パパさん？」

「里佳だ里佳～…。ふふふっ…。」



相当ショック受けてるんだろうな…。



空気が重い…。



「響の後輩も来てるけどバレちゃってイイの？」

「別にイイんじゃない…。俺がいるの知ってて連れて来たんだろうし…。」



あんまり話し掛けないどこ…。



あまり多くない荷物の引っ越しはすぐに終わった。



「里佳チャンコーヒー。」

「はい、お疲れ様!!」



皆にコーヒーを渡した。



その時アンリ君一時停止。



「な、何で隼人さんが…。」

「あぁ、あれ俺の親父だから。」

「「はぁぁぁぁ!?」」

「えっ!?全く気付かなかったわけ？」

「気づきませんよ!!親子って事っ…はぁ!?」

「ちなみに仁の娘はリズだし海の息子は陸斗だから。」

「遥さんは…。」

「化粧品会社の社長の息子。」



本当にビックリし過ぎの顔してる…。