年上彼女と年下俺様
バカな遥…。



「迎えに行ってやっか…。」

「仕方ないね~。ほら、行くよリズ。」



遥の行きそうな場所はただ一つ…。



俺達がシェアしてる事務所の持ち家。



通称AQUAハウス。



案の定自室でいじけてた。



「おい、お前が書かねぇなら解散すっかんな。」

「は!?」

「当たり前だろバカ。今まで売れたのは誰が書いたやつだ?AGENTにはお前の歌詞が必要だって気付けよ。」

「響…。」

「なんだよ。」

「お前さ、こっ恥ずかしい事平気な顔して言うなよ…。ドン引き…。」



はぁ!?



やっぱ解散!!



「おめぇ脱退しろ!!クソ遥!!」

「わかったわかった…書くよ…。ありがとな響。」

「おっ、おぅ…。」

「照れんなよ気持ちわりぃ!!」

「うっせぇ金髪!!」

「おめぇも金髪じゃねぇかよ…。」



恥ずかしいっ!!



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