年上彼女と年下俺様
毎日の曲作りと慣れない環境でのテレビ。



俺達にもかなり疲れが溜まって来た。



あのリズでさえ居眠りする始末…。



「一回休み取ろうか…。」

「だな…。でも早く曲仕上げねぇと…。」

「少し気分転換で日本に戻る。そしたら徹夜してでも完成させるぞ。」



皆賛成してくれて、俺達は3ヶ月ぶりに日本に帰ってこれた。



2日しかいれない日本…。



里佳チャンに少し癒してもらおう…。



各自家に帰って2日の日本を満喫する事になった。



「ただいま…。」

「おかえり。里佳いるよ。」

「えっ!?仕事じゃ…。」

「有休増えたからって響に合わせたみたい。早く行ってあげな。毎日泣いてたんだから。」



俺達の部屋に急いだ。



ドアを開けると掃除機をかけてる里佳チャン発見…。



俺に気づいてナイみたいだから後ろからギュッと抱きしめた。



掃除機の音が止まると同時に生で聞きたかった甘ったるい声…。



「響っ…。」



やっぱりコレ…。



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