年上彼女と年下俺様
一仕事してから家に戻ると里佳チャンが抱き着いて来た。



「あぁ…。このままあっちに連れて行きてぇな…。」

「仕事の邪魔になりたくないし…。」

「ん、好き。さ、メシ食いに行くか!!」

「うん!!」



久し振りに里佳チャンと向かい合ってメシを食った。



なんだかすげぇ新鮮…。



初デートみたいな感覚だ…。



「うまい?」

「うん。でも…早くお家に帰りたい…かも。」



里佳チャン…。



もぅめっちゃカワイイから早く連れて帰る!!



早急に食べてすぐに家に帰った。



「ねぇ、抱っこ。」

「おいで。」



ソファに座ると里佳チャンが抱き着いて来る…。



めっちゃカワイイ…。



「どうした?」

「今日は寝たくない…。寝たら響帰っちゃうでしょ?」

「帰んの明日の夜だし。寝なきゃ明日の日中に寝ちゃうよ?」

「響は疲れてるから寝てイイよ。あたし見てる…。」



その気持ちがカワイイ…。



< 894 / 944 >

この作品をシェア

pagetop