年上彼女と年下俺様
夢見たいです…。



「ねぇ…作ってもらってて悪いんだけど…。生っぽい?」

「里佳チャンのはちゃんと火通した。」

「よかった!!」

「俺が気の効かない男に見える?」



さすが響だ…。



超完璧人間。



「おいしい…。」

「やっぱ塩だよな。」

「塩だね。何か超幸せ…。」



おいしいご飯を食べてから一緒にお風呂に入った。



何か今日は優しいんだよね~…。



「ねぇ、何かあったの?」

「な、何で!?」

「今動揺したよね?」

「してっ!!ねぇよ!?」

「ちゃんと言いな。怒るよ。」

「く、車…。」



車?



車がどうしたんだろう?



「ぶつけた…。」

「どこに!?」

「里佳チャンのに…。」



な、何ぃ!?



あたしの車にぶつけた!?



「いつ!?」

「昼に…ヒマだからドライブして…そのまま戻って来た時にバックでガツンと…。」



車…。



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