年上彼女と年下俺様
会社がかなり近くにあるから車で行かなくなったあたし…。



休み以外に乗らなくなった車は家の車庫に響の車と並んで置いてあった。



「響の車は…。」

「テールランプ割れて修理に出した。」

「あたしのは!?」

「里佳チャンの車ってなかなか柔らかいのな!!ベッコリへこんじゃった!!ついでにライトも割れるしさぁ~!!そのまま車庫にあるよ。じゃあ俺は先にあがりま~す!!」



ベッコリ?



ライト割れた?



「響~!!!!」



逃げた響の後を追うようにお風呂から出た。



さっきからヘラヘラって!!



「現場検証行くよ。」

「えっ!?いいんじゃない!?カギ置いてってくれれば俺が明日修理に出すからさ!!」

「行・く・よ!!」

「はい…。」



お風呂上がりに車庫に来た。



あっ、あたしの…。



車ぁぁぁぁぁぁぁ!!



見るも無惨な姿になってる…。



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