年上彼女と年下俺様
でも里佳チャンまで騙しにかかる事なくね!?



「詩はこんな大人になるなよ?」

「隼人?」

「うん。ここは捻くれ者の集まりだ。詩は人を騙したりしないよな?」

「ブーは?」

「はいはい、ブーな?お土産あるから二人で遊ぶか。」

「ブー!!」



こんな純粋なチビにまで信じられないTシャツ着せやがって…。



拗ねてやる。



詩と自分達のリビングに行ってバッグを開けた。



「これがウー君の。こっちが和君のな?」

「かじゅネンネしょ?」

「まぁイイか。で、これが里佳チャンのなんだけどやんないの。響怒ってるから。」

「里佳あっぷ!!」



理解のある息子だなぁ~!!



大好きだ詩!!



「ひびち!!見て!?」

「おぉ!!超走んじゃん!!響にも貸して!?」

「めっ!!ウーの!!」

「ケチだなお前~!!じゃあ響は和君の借りる~。」



いじけたから詩とラジコンで遊びまくった。



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