この空が晴れるまで
『少し考えさせてく下さい』

告白ってそんな簡単に出来るものなのか?!



『うん。でも俺は森下が大吾の事好きなのしってる!
それでもいい。俺は4年生までの時も好きだった。』


。。。よく分からないよ。


どうして両想いじゃなくても付き合えるの?。。



『分かった。でもやっぱり…』

そこまで書いたとこだった。
断ったら仲が気まずくなるのかな??


・・・・・・今日は考えすぎたみたい。
少し寝よう。

そう思っていたらいつの間にか朝だった。


あれ。。メールの返信しなかったけど
誰からも来てないや!

まぁいっか。



今日もいつもの様に学校へ行く。

「香奈~おはよーどしたの?元気ないじゃん?」

麻帆は鋭いな。7年目の付き合いだしね。。

「ううん!大丈夫!」

そういうと麻帆にVサインを向けた。

「だよねー」
何だそれ。笑

「そえば、今日体育だねー器械運動だよ。」

。。忘れてた。。





地獄の体育の時間がやってまいりましたー。。。

でも楽しくない訳じゃないからいいか。

すると陸上部の気が強い女子2人が私を呼んでいる
と、友達が言ってきた。

「え。。何だろ。イジメ!?。。」


おそるおそる2人の元へ行った。
「何。。?」

「。。。」
2人は笑っているがいい話ではなさそうだ。

「香奈ってさ~。。木嶋大吾と太一に告られたんでしょ?」

「えっ?!。。。」

何で2人が知ってるの?
何て言えばいいんだろう。
変な事言ったらいじめられるよね。。









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