愛すれば
保健室の前に来て立ち止まり、深呼吸した。


保健室のドアを開けようとしたとき、中から声がしてきた。



耳を澄まして聞いてみた。


先生が誰かと話しているみたぃ。




「俺はお前が好きだから。今までもこれからも俺の気持ちは変わらない。」


「…私も好きだよ。」



聞き覚えのある声。


両思いのふたり…


先生の好きな人って…



ガラッ



思いきり開けたドアの音に抱き合っていたふたりはびっくりした顔でこっちを見ていた…




「先生の好きな人って…」
先生の腕の中にいたのは…


信じたくないけど


マナだった…
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