愛すれば
「浅倉先輩」


呼び止められ、振り返るとそこには初めて見た下級生の男の子が立っていた。



「浅倉先輩…ずっと好きでした」




春の風があたしの髪をイタズラに揺らす。



神様
あたしにも
人を愛するチャンスをくれるのですね…?




愛すれば
きっと自分も相手も


幸せになれる。




そう教えてくれたのは

初恋の人と親友でした。



終わり
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