【短編】見えぬ彼氏



…きっと最後の私の
書き込みは見てない。

いや、絶対見てないね!

これぞ女の感だわっ…





全然OKだと言いながら
こうあっさり現実彼女
のとこ行かれるとな…
なんだかんだでもね…
辛い部分があるんだよ!


でも、このくらい我慢!
だって私は見えぬ彼の
バーチャル彼女だもんっ


そう宣言したあと結果
暇になってしまった私、





「7時まで寝よっと!」





携帯のアラームを7時に
しっかりセットして
笑顔で布団に入った。






起きたらあなたが"そこ"に待ってる…





なんだか幸せな夢を
見ていた気がした……



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