エリート小学生エリファトム!!
「えっ…いや…そんな…
まっ…まぐれです…」
私は目の前を把握できず後ずさる。
「まぐれ?ほーう、まぐれで取れる点数か」
「えっ…あっ…ちがっ」
陸くんがからかうように笑う。
「ねぇ、少しぐらい自分に自信を持てば?」
隣ではニコリと微笑む季さん。
「ろうそくに灯をともせ!!」
拳を突き上げる東くんに
蹴りを入れる陸くん。
「そして、もう少しあたしたちのこと
信じてみてよ?」
季さんは私の手をぎゅっと握った。