エリート小学生エリファトム!!



―エリファトムのアジト(会議室)―






私たち4人は会議室のVIPな席に座った。




季さんと東君は楽しそうに話している。





でも、陸君は・・・私の事を少し気にしているようだった。




「桜・・・、やっぱり嫌だったか??」





私はずっと黙っていた。








「え~、なぁ~んか、調子狂うぅ~。」




「よし!社会の先生になんか言われたらこう言うんだ!!

 
 ″私は過去を振り返らず一歩一歩新しい道を


  前を向いて歩きまっ・・」



ドカッ!!!!!




ガタンッ!!!




陸君が突然、東君の椅子を蹴り、


東君は椅子から落ちた。





「何するんだよぉ~!!!」



「てめっ、桜に変なこと言うな!!!」



「え~!!アズかっこいい事言ったじゃ~ん!!

 即行平常点減点だろうけどぉ♪」






3人はワーワー騒ぎ出す。







私はこの騒ぐような言い合いが嫌いだ。。。







聞いてられず私は耳をふさいだ。







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