エリート小学生エリファトム!!


俺は早足でその場から逃げた。




「あれ?どうしたんだろう?」


「何か用事でも思い出したんじゃん??」


「ねぇ、なんの話してたの??」



女子たちの会話に新しい女子が一人加わる。



「えー!?それ、東くんだよ!?」


「えー!?」


「季ちゃんが好きなのは陸くんじゃなくって


東くんだって!!!!」



そんな会話、俺の耳に届くはずもなかった。



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