エリート小学生エリファトム!!
東はニヒヒと歯を見せる。
「予想外はスーパーマンの特権☆
…んで、話戻すよぉ!!」
「?」
東が人差し指を上げた。
「2人で決めたんだ♪
エリート主義、エリファ…」
「陸~~~~!!!♪」
ドキッ
季が俺の元へ走ってきた。
クソッ、昨日のあの噂のせいで意識しちまう…。
「ねぇ、どうしよう!!
学年集会で発表する原稿を忘れちゃったぁ!!」
「はぁ?じゃあ、俺のを写せ」
俺は机の中にあるファイルから
学年集会のスピーチ原稿を取り出した。