エリート小学生エリファトム!!
「はぁ…ちょっ…!!
嘘だろ…」
情けない自分に恥を感じる。
「何驚いてるの??
べつに陸っちに告ったわけじゃないしぃ~」
「分かってる…」
噂はやはり噂だったのか。
っち、早とちりしてしまったじゃねぇか。
「あーあ、全くアズどこ行ったんだよー」
「もう帰ったんじゃないのか?」
「えー、アズがぁ~??」
季の発言に否定の意があったが
“帰る”以外に方法はなかったので
しぶしぶ承諾し、校門へと向かった。