エリート小学生エリファトム!!



「アズ…」


さっきから季は東のことしか考えていない。



するとどこからか女の声が聴こえた。



「私と付き合ってください!!」



そんなような声。



「まさか…」


季は戸惑い始める。



下駄箱で…


東は女子に告白されていた。




「アズ…イヤだ…」



季の目から涙がこぼれた。



「季!陸!」


東がこちらに気づく。



「イヤだ……!!!」



季はこの場から駈け出していく。


< 186 / 208 >

この作品をシェア

pagetop