エリート小学生エリファトム!!
「そういう性格直してくれない??
あたしはそんな桜が嫌い。」
季さんはじっと私を睨む。
「これが・・・・私です・・・・。」
声が震える。
季さんはぎゅっと私の両腕をつかむ。
「アンタは何もやろうとしてないじゃん。
だから、何も出来ないのが当たり前。
何かに取り組もうとしなきゃ結果は出ないんだよ!!」
私は下を向いたまま季さんの顔を見ることが出来なかった。
「・・・・ねぇ、ふと思ったんだけどさ。。。
前の学校で何かあったの??」
・・・・・・・・・・。
「べつに言いたくなきゃいいんだけどさww」
季さんはいつもの笑顔に戻っていた。
「さて、話戻すよ。
あたし達エリファトムがアンタをベスト5に入れてあげる!」
「でっでも・・・・」
「あたし達じゃ不安??」
私は首を横に振る。
「迷惑じゃ・・・」
「なーに言ってんのw
勉強すんのはアンタなんだからww
あいつらだって喜んで賛成してくれるでしょw
女ッたらしとお節介男なんだからww」
そして、私達はエリファトムのアジト、
会議室に向かった。
私・・・この人たちと関わっていいのかな??
少しずつ・・・鎖が外れていった。。。。