エリート小学生エリファトム!!
エリファトムアジト。
「うっしゃぁ~!
俺様が熱血教師になってやるぅ~!!
勉強は青春ダァ~~~~!!!」
東君が騒いでる。
「△ABC≡△CDAっしょ?んじゃ、ここは・・・。」
目の前では季さんが数学の勉強を教えてくれている。
私は数学の事で頭いっぱいなので、
東君がさっきからなんで騒いでいるのか聞き取れなかった。
「遅れてスマン。他の奴の物(技術の課題)を手伝っていた。
借りにあとで缶ジュース4人におごこってくくれるだとよ。」
遅れて入ってきた陸君。
私は数学の図形から陸君に目を移した。
「陸ッちオカエリィ~ww
今、桜に数学教えてるところなのよww」
季さんが陸君に手を振る。
「それはいいが、東はなんで隅に座ってんだ?」
私と季さんは同時に部屋の端っこを見た。
そこだけ、どんよりとした空気の中、
東君が体育座りで何かを呟いている。。。
「しかとという言葉は・・・
花札の十月の絵柄の鹿が・・・
横を向いていることから・・・」
東君・・・大丈夫かな??ww