魔王様!まさかアイツは吸血鬼?【恋人は魔王様‐X'mas Ver.‐】
「鬼畜ー!」
ため息をかみ殺した私は、思いついた悪態を口にしてみる。
が、キョウは私の耳元で「残念でした、悪魔です」と楽しそうに囁くのみだ。
うーん、言葉を変えてみたところで、悪態って何の役にも立たないみたい。
私はキョウの腕からそっと抜け出す。
「あ、でもね。そういうプレイだったら知ってるよ?
俺の好みじゃないけど、ユリアがそういうの好きっていうなら、今からでも試してあげようか?
なんかこう、麻の縄が身体に絡みつく様ってゾクゾクする気がしない?」
好みじゃないとか言いながら、その瞳、爛々と輝いてますけど?
大丈夫かなぁ。
「ゾクゾクしません」
私は慌てて否定した。
「え?試したことあるの?」
……本気で問うのは止めて貰えませんでしょうか?
「大丈夫、俺だったら絶対ゾクゾクさせてあげるから、ね?
安心して身を任せて」
いやいや、それは一体、何のお話ですか?
ため息をかみ殺した私は、思いついた悪態を口にしてみる。
が、キョウは私の耳元で「残念でした、悪魔です」と楽しそうに囁くのみだ。
うーん、言葉を変えてみたところで、悪態って何の役にも立たないみたい。
私はキョウの腕からそっと抜け出す。
「あ、でもね。そういうプレイだったら知ってるよ?
俺の好みじゃないけど、ユリアがそういうの好きっていうなら、今からでも試してあげようか?
なんかこう、麻の縄が身体に絡みつく様ってゾクゾクする気がしない?」
好みじゃないとか言いながら、その瞳、爛々と輝いてますけど?
大丈夫かなぁ。
「ゾクゾクしません」
私は慌てて否定した。
「え?試したことあるの?」
……本気で問うのは止めて貰えませんでしょうか?
「大丈夫、俺だったら絶対ゾクゾクさせてあげるから、ね?
安心して身を任せて」
いやいや、それは一体、何のお話ですか?