もう一度君に恋をする


久しぶりの再会に私達はすっかり2人で話し込んでしまっていた。


「チロ…?」

「…雄大?」


それぞれの友達が私達に声をかけ、私達は友達の存在に気付いた。


「あっ、ごめん。」

「わりぃ。」


とりあえず、私と雄大はケータイの番号とメアドを交換してその場は別れた。


「ちょっとチロ〜。誰?今のイケメン。」


さーちゃんは興味津々に身を乗りだす。


「うんとね、小学校の同級生。私の元カレ…?」

「「「はぁ?」」」


3人は声を揃えて私を見る。


「元カレっていうか、両想いだったの。」
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