もう一度君に恋をする
「チロが決めた事ならもう何も言わないけど、彼女じゃなく今度はチロが倒れてしまいそうだよ。」
「私は大丈夫。
今はまだ元気はでないけど、さーちゃんや真実が居てくれるから。
さーちゃん、ありがとうね。」
本当にさーちゃんには感謝している。
ずっと私の話を聞いてくれて、応援してくれていた。
結果はこうなってしまったけど、さーちゃんが居てくれたら一緒に笑っていられると思う。
さーちゃん、ありがとう。
翌日、私は朝から何とも言えない気持ちでいた。
授業が終わり街へと向かい、今は待ち合わせ場所のベンチに座っている。