もう一度君に恋をする
「雄大の気持ちを無視した答えかもしれないけど、これから先も雄大は彼女とは別れられないよ。」
「でも、俺は千尋の事が…」
「ありがとう。
雄大の気持ちは十分わかってる。」
雄大の言葉をさえぎり話を進める。
「私、雄大の事本気で愛してたよ。
雄大はもう一度、彼女と向き合ってみて。
彼女は雄大を必要としてるんだから。」
思ったより冷静に話してる私がいた。
そして、私の言葉を聞いていた雄大が口を開く。
「千尋、今までごめんな。
俺が期待させるような事してたせいで、千尋を傷付けた。
本当にごめんな。
そして、ありがとう。」