もう一度君に恋をする


私なんかはただ毎日を過ごしているだけだけど、圭司は常に努力をしている。


「チロ、チーズケーキ出来たよ。」

「食べる〜。」


圭司のアパートに遊びに行っても私は雑誌を読んだりゲームをしたりしているけど、圭司はいつも料理を作っている。


自分の腕を磨きたいっていつも言っていた。




「チロ、彼氏とはどう?」


今日は久しぶりにさーちゃんと会ったけど、さーちゃんは何も変わってなくて嬉しかった。


「うーん、まあまあかな。」

「今回は続きそう?」

「うん、圭司は優しいからね。私のわがまま聞いてくれるし。」
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