もう一度君に恋をする


「うん、わかった。またね。」


家まで送ってくと言ってくれた雄大の言葉を断り、駅の改札で別れた。


電車に揺られている時も、また雄大と連絡を取り合える事が信じられなかった。


家に着くと早速私は雄大へと連絡をする。


「もしもし?今着いたよ。」

『俺ももうすぐで家着くよ。』

「そっか。」

『なぁ千尋、今度の土曜日って暇?』

「うん、暇だよ。」

『じゃあ遊ぼう?』

「うん!じゃあまた連絡するね。」

『おう。』


こうして電話で話すのも久しぶりですごく懐かしかった。



そして、待ちに待った土曜日。
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