もう一度君に恋をする


少しだけ話す事になってその時圭司は、“俺と付き合ってる時、チロの心は俺じゃない人に向いていた。ずっとその人を求めてたんだな。”って。


私は結局、将太の時のように圭司を傷付けていて、その反面ずっと雄大を想っていたみたい。



大学の友達やさーちゃん、お兄ちゃんや紀香ちゃんもみんなが私達を祝福してくれた。


久しぶりに会ったさーちゃんにも彼氏が出来ていて、今すごく幸せだと言っていた。


長年の想いが実って、私と雄大は幸せな毎日を過ごしている。


大学が終わった後はお互いの家に遊びに行ったり、休みの日には雄大が運転する車で遠くまでドライブに行ったり。
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