もう一度君に恋をする
そのうち雄大が出かけるからという事でメールをやめ、私はケータイを閉じカバンにしまう。
暇だから帰ろうかと思い寝ている将太に声をかけようと近付いたら、いきなり手を引かれて将太の胸に倒れ込む。
「ちょっと、ビックリするじゃん。」
寝ていると思っていたのに、寝てなかったみたい。
そのまま器用にクルッと私と将太の位置が変わり、私の上に将太は覆いかぶさる。
「将太…?」
じっと目と目が合う。
将太は私に優しいキスをした。