もう一度君に恋をする
カゴには次々と品物が入れられていく。
結局沢山買い込んでしまった。
ホテルへの帰り道、将太と手を繋ぎながら歩いていると
「星、綺麗だな。」
「わぁ、本当だ。」
空には沢山の星がキラキラと輝いていた。
「チロは流れ星に何を願う?」
「うーん、そうだな、スリムになりますようにかな?」
たいした真剣に考えてなかった私はそう答えて、
「俺は、チロとずっと一緒に居られますようにかな。」
将太は少し照れくさそうにそう答えた。