もう一度君に恋をする
・空白の時間
将太との1泊旅行は幸せを感じながら終わってしまった。
月曜日
教室に入ると、真実、さーちゃん、景子の3人が私の席に集まっていた。
「おはよう。」
「「「おはよう。」」」
3人はニタニタしながら私を見ている。
「えっ、何?
何か顔についてる?」
私が3人を見ると、
「ついてないよ。」
真実がやっぱり笑いながら答える。
「ところで、チロ。
昨日と一昨日はどうだったの?」
さーちゃんが私を椅子に座らせて聞いてくる。
「疲れたけど、とっても楽しかったよ。」
「夜はゆっくり寝れた?」
と、今度は景子。