もう一度君に恋をする


「うん、そう。

バカ将太、今週は5日もバイト入れてるの。」

「チロとのデート代稼いでるんでしょ?」

「えー違うよ。私達いつも割り勘だもん。

それに最近はどっちかの家だし。」

「でも、プレゼント貰ったじゃん。」


そう言ってさーちゃんは私の胸元にあるネックレスを指差した。


それは今年の私の誕生日に将太がプレゼントしてくれたモノ。


「えへへ、これはおねだりしちゃった。」

「チロは幸せでいいね〜。」


さーちゃんは心底羨ましそうだった。


私達4人組で彼氏がいるのは私と真実。
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