もう一度君に恋をする
いつもより時間がかかりながらも街に到着。
待ち合わせ場所へ急いで向かう。
けれど、待ち合わせ場所には相手の姿がない。
走ってきたせいで髪の毛が乱れ、とりあえず近くにあったベンチに座り整えていた。
すると、後ろから肩をポンポンと叩かれ振り返ると、
「よっ。」
待ち合わせていた相手が立っていた。
「雄大!」
そう、私が待ち合わせていたのは雄大。
今日は雄大と会う約束をしていたのだ。
「遅くなって悪ぃ。」
「私も今来たとこだよ。」
「そっか。
じゃあ、どっか行くか?」
「うん!」
並んで歩きだす私達。