もう一度君に恋をする


「そうだね。」


私達はすっかり長居してしまったカラオケをあとにする。


「何か食いたいもんある?」

「雄大に任せる。」


そして、私達が向かったのはチェーン店のハンバーグ屋さん。


注文を済ませ再び話始めると、雄大のケータイが鳴った。


画面を見た雄大は、


「ちょっと、悪ぃ。」


席を立って外に行ってしまった。


1人寂しく取り残された私。


雄大が戻ってくる前に料理が運ばれてくる。


「ごめん。
ってもう来てたんだ。
先食べてて良かったんだぞ?」

「うん、でも雄大と一緒に食べたかったから。」
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