もう一度君に恋をする


私が俯きかげんで答えると、


「そっか、本当ごめんな。」


優しく頭を撫でてくれた。


「じゃあ、食うか!」

「うん!」


一緒にいただきますをして、仲良く食べ始める。


何度も食べた事があるハンバーグなのに、雄大と一緒だったからなのかいつもより美味しく感じた。


「よく、食えるな。」

「デザートは別腹だよ。」


ハンバーグを食べ終わった私の目の前には食後のデザートのパフェが置いてある。


雄大はあんまり甘い物が好きじゃないからと注文はしなかった。


「うーん、美味しい。」

「良かったな。」
< 47 / 201 >

この作品をシェア

pagetop