もう一度君に恋をする
私は本当にまた雄大と会えるんだろうか?
というか、この気持ちのモヤモヤは何だろう?
久しぶりに再会した雄大に、私の気持ちは揺れていた。
将太がいるのに、雄大が気になってしまう。
どうしてだろう?
将太の事は好きなのに、雄大の事ばかりを考えてしまう…。
翌日、いつもの元気がないまま教室に向かうと3人が私の席の周りにいた。
「おはよう。」
「「「おはよう。」」」
机にカバンを置き椅子に座る。
「チロ、昨日はめっちゃ急いでたね。」
さーちゃんが私に話しかけてくる。
「ちょっと用事があってね。」