もう一度君に恋をする


当の本人、私はというと…

気にもしないで自分の残りのクレープをバクバク食べていた…。


クレープを食べ終えた私達は、プラプラ歩きながら

プリクラを撮る為ゲームセンターへと向かっていた。


迷惑きわまりなく横一列になって、

私、真実、さーちゃん、景子の順に並んでいた。


「アハハ、さーちゃんウケるんだけど〜。」

「さーちゃん、バカだね〜。」

「ありえないっしょ〜。」


私達はさーちゃんが昨日のお風呂上がりに

パンツを後ろ前逆に穿いてしまったという話に爆笑していた。


周りをちゃんと見て歩いてなかったんだ。
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