A bright future
その管理者らしき、おばさんは、なんだか穏やかで説明もし慣れていた。
それほど、施設に来る人が多いことが何となくわかった。


「ごめんなさいねぇ~!!空き部屋が少なくて…。結構上の階になるんだけど。いいかしらぁ??」

「あっ!はい。どこでも、空いてるところで…。」

「ごめんなさいね。」

おばさんは、申し訳なさそうに謝っていた。


施設には、屋上がついて、4階建てだった。
それに、エスカレーターまで完備してある。
それに乗り、3階まで上がっていった。


「ここですょ。3人部屋だけど。女の子だから大丈夫よぉ!!」

「あ…。そうなんですかぁ。」

3人部屋かぁ~。
優しい人だといいな。
今までのいじめなどの経験を思い出すと、そんなことをふと思っていた。



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