ドキドキ☆秘密の寮母さん!?

その時………


パシっ！


「先輩。鈴奈に何か用ですか？」



あたしの反対側の手は、彼方クンに掴まれていた。



「誰だテメェ？手、離しやがれや。俺は、この子に用があるの。」



そう言った北島？にぎゅっと、手に力を入れられる。


「いたっ………」




あたしは、思わず顔をしかめてしまった。




「先輩、痛がってますよ？手、離してやって下さい。」


そう言った彼方クンは、あいてる片方の手で先輩の手をねじ上げた。



「いってぇ！！！！覚えてろよ!?」




先輩は、そう言ってどこかに言ってしまった。




残されたのは、あたしと彼方クン。



気まずい…………