ドキドキ☆秘密の寮母さん!?
「ううん、大丈夫。」



「そうか……。」


そのままじっと手首を見つめる彼方クン。



「彼方クン?」

あたしが呼びかけると彼方クンは、ぼそりと呟いた。

「……消毒♪」



ちゅっ



「かぁぁぁぁ////か、彼方クン!?」



「消毒だよ、消毒。」


そう言って、イタズラっ子のように笑う彼方クン。


彼方クン、酷いよ……


期待させるようなことしないでよ………




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