ドキドキ☆秘密の寮母さん!?
少し足を引きずりながら歩いていたら、彼方クンに出会った。


「鈴奈、お風呂か?」


「うん。」


「足…痛むのか?」


「えっ?あっ、全然大丈夫!うん。」


少し足は痛いけど、これ以上心配はかけられないよ。


あたしは笑顔でそう答えた。



「笑顔、引きつってるぞ。」

「えっ!ウソ…。」


「ウソに決まってるだろ。まぁ‐、そんなに驚くということは無理して笑ってたからだろうけど。」


そう言って彼方クンはニヤっと笑った。



……やられた!





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