ドキドキ☆秘密の寮母さん!?
「足、痛むんだろ?」



「……少しだけ。」


嘘を見破られたあたしは素直に言った。



「やっぱりな。今、鈴奈に足の具合聞きに行こうと思ってたんだよ。」



彼方クン…。
心配してくれてたんだ。


「ありがとう…。」

「どういたしまして。風呂上がったら俺の部屋に来いな。湿布貰っておいてやるから。」


「いいよっ…!!自分で貰うよ!」


これ以上、迷惑かけれないよ……




「バァ‐カ。寒いから風呂に行きたいんだろ?その間に俺が貰っておいてやるよ。」



結局あたしはそう言う彼方クンに押し切られ、お風呂に入ることにした。



優しいな……。
彼方クン。




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