ドキドキ☆秘密の寮母さん!?

「おやすみ。」


彼方クンの返事を聞きながらあたしは部屋を出た。


胸元にはチューリップが光る。




あたしは、にやける顔を隠しながら部屋へ急いだ。





ガチャ…


「ふぅ‐………。」



あたしはベッドへ大きく倒れ込んだ。



なんだか今日は色々ありすぎて疲れたよ。



スノボーを健二さんに教えてもらってたら雪が強くなって、宿に帰れなくなっちゃうって。

小屋についたら健二さんに抱きしめられて告白されて………


あっ…、キスもされたんだった。



健二さんのあの時の顔は今まで見たことないぐらい真剣で。

気持ちに答えることが出来なくて、凄く苦しかった。


でも、健二さんがあたしのことを好いてくれてたなんて気づきもしなかったよ………