CornPotage【短編集】


輝石が振り向いた瞬間


弧をきれいに描いたボールは


ゴールに静かに吸い込まれた。




睦月「俺は如月のことが好きだ。」



輝石は俺を見てフッと笑った。



睦月「…お前の勝ちだよ。」



・・・・・・。




睦月「やったぁ~~~~~~~~~~~!!!


俺勝ったぁ~!!!!」



俺は嬉しさのあまり体育館を飛び出した。





取り残された輝石。


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