CornPotage【短編集】
あたしはビックリして電話を切ってしまった。
いやだ…。
あたしは悪くない。。。
悪くないんだ。。。。
この新しい公立の学校であたしは高校生活をやり直すんだ。
もぅ前の学校のことは振り返らない。
あたしは教室のドアを開いた。
「はじまして!!杉並怜菜です!!!よろしく。」
教室の者どもは微妙な反応だった。
あれ??何がダメだったのかな??
すると、みんなの視線で分かった。
あたしが金髪だからだ。
このクラスには金髪がいない。
なんだよ、公立でも金髪がいないのかよ。
あたしは休み時間になり
すぐに教室から出た。
教室なのに居心地が悪い。
はぁ~、とため息をつくと誰かにぶつかった。
「あっ、すんませんっ。」
謝って顔をあげると、
ぶつかったのは金髪の男子だった。