CornPotage【短編集】





あたしはビックリして電話を切ってしまった。




いやだ…。




あたしは悪くない。。。





悪くないんだ。。。。








この新しい公立の学校であたしは高校生活をやり直すんだ。




もぅ前の学校のことは振り返らない。






あたしは教室のドアを開いた。



「はじまして!!杉並怜菜です!!!よろしく。」




教室の者どもは微妙な反応だった。




あれ??何がダメだったのかな??



すると、みんなの視線で分かった。


あたしが金髪だからだ。




このクラスには金髪がいない。





なんだよ、公立でも金髪がいないのかよ。



あたしは休み時間になり


すぐに教室から出た。




教室なのに居心地が悪い。





はぁ~、とため息をつくと誰かにぶつかった。




「あっ、すんませんっ。」




謝って顔をあげると、


ぶつかったのは金髪の男子だった。





< 32 / 284 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop