CornPotage【短編集】
「おお!!それはナイスだな!!」
飯山先輩は嬉しそうに喜ぶ。
「俺は反対だけどな。」
それを奥に座っていた一条君が打ち切った。
「そんな誰だか分かんねぇ奴と演奏したくねぇよ。」
刺をさす。
「でも、良い奴だから!!!!」
あたしは一条君に向かってどなった。
「後先考えないバカな奴だけどすんごい良い奴だから!!!
だから…だから・・・・・っっ!!!!」
だから、認めてほしい。。。
一条君はあたしを見てプッと笑った。
「わーかった。お前がそんなに言うんだったらいいよ。
プッ・・・・アハハハハ。」
一条君はあたしを指さして大笑いをする。
「そんなに必死になる相手なんだね♪」
佐々木君は隣で笑いをこらえる。
「ちょっ・・・・・ちょっとぉ!!//////」
「失礼します!!レイナ!!来たぜぇ~~!!!!」
その瞬間、保健室のドアが開き、
巧の久しぶりに笑顔が見えた。
「さぁ、お願いってなんだい??」
巧はいつものニコニコ笑顔だった。