ポストのお兄さん




歌っている間ずっと山都さんは笑って見ていてくれた。




大人って優しいんだ・・・・いや。




山都さんが優しいんだよ・・・・





私は歌い終えた。



「おっ・・・92点だっ♪」



「うまかったですよ。」



私はその言葉にもドキドキした。



「あ・・・ありがとう♪」




「じゃあ次は山都さん歌います?」



「そうですね・・・」



その時、お店の人が飲み物を持ってきた。



「じゃあ、これがビールとウーロン茶ですね」



「あっ・・・どうも」



私はウーロン茶を手に取り、飲んだ。




そして山都さんもビールを口に運んだ。
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