ポストのお兄さん
無我夢中
多忙な配達員
「新年あけましておめでとう、舞♪」
「あっ泉~おめでとう」
わたしと泉は初詣に行こうとしていた。
「着物綺麗だね~・・・あれ?光くんは?」
「光?あぁ・・・バイトなんだってさ~」
「山都さんもなんだよね・・年賀状配達」
「ああ見えて忙しいのよね。大学生って。卒論書かなきゃいけないらしいし・・・」
「そうくればさ、3月にある大学の卒業式行こうか?」
「いいねぇ~行こうかっ」
私と泉は神社に着いた。
「人多いなぁ・・・・」
「そうだねぇ・・・・ん?」
泉が何かを見つけた。
「あれさ・・・山都さんじゃない・・・?」
私は人が多くてよく分からなかったがすぐに見つけた。
「・・・・え?今日は仕事って・・・」
しかも隣に綺麗な女の人が・・・
「どうして・・・・・」
「舞・・・帰る・・・?」
「うん・・・」