先生とヒ・ミ・ツ♪
 
 先輩が不思議そうに私を見ていると、

「うち、決めた!! 先輩!!うちここの部に入ります!!」

 優希のいきなりの言葉に私と先輩はビックリ。

「えっ!? ちょっ  なに決めてんの!まだどこも見てないじゃん!!」

「だってあのイケメン先生が怒るなんて
 めったに見れない光景かもよ!!
 身とかないと損しちゃよ!!」

「そんなの担任なんだし、いつでも見れるじゃん!」

 てかイケメン先生って・・もうあだなつけてるし・・・。
 
 私が考えていると先輩が言い出した。

「これここだけの話なんだけど、北本先生 実は部活以外では
 なかなか怒らないみたいよ??」

「そうなんですか??」

 思わず口が出てしまう。

 確かにちょっとは興味歩けど・・・・。

「ねぇ千春!!吹部はいろうよぉ!! ね? ね?」

「う~ん・・・まぁ音楽きらいじゃないし、いっか。」

「ほんとに?? ありがとう!!
 あっ 私は部長の3年 岩崎 蒼井。よろしくね!」

「あっ 私は1年の・・・」

「おい、岩崎 そろそろ始めるぞ。はやく用意しなさい」

 自己紹介をしている途中で男の人につっこまれた。
 
「お前たち、来てたのか?」 
 
 っと先生がこっちを見て驚いた顔をしている。

「あっはい。なんか驚いている表情ですけど、何か問題でも?」

「あっ、いや、別に何でもないんんだ。岩崎行くぞ。」

 っといっで先生は先に行ってしまった。

 あの慌てっぷり どうしたんだろう?
 
 まっいっか。

 そして先輩の後についていき見学が始まった。
 




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