あおぞら

そんな毎日に怒りを感じながらも、隆との付き合いは続けていた。

好きなんて言葉はまだ合わない。

愛してるなんてほど遠い。

隆はたくさんの愛の言葉をくれたのに、あたしが送る言葉の中に気持ちはなかった。

中身のないプレゼントを送り続ける。

受け取った方はプレゼントの箱を開ける。

隆はまだ開けていない。

あたしが開けさせない。

難く結ばれたリボンを解いたとき、彼はどう思うだろう。

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